
花嫁にとって最大の楽しみでもあるウェディングドレス選び。どのようにして数あるドレスの中から運命のドレスを選んで行くのでしょう。
通常、結婚式場が決まり挙式の6ヵ月前あたりから衣裳選びに来店するケースが多く、早い方では1年前からドレス選びが始まる。
まずは、希望のラインや色、会場などを聞いた上で店内に用意された数えきれない程のドレスの中から気になるものをピックアップしていく。もちろん、スタイリストの目で花嫁の希望に合ったお薦めのドレスも次々と紹介してくれる。
パンフレットで選ぶ場合はイメージに誤差が出てしまうが、ウェディングワンでは実際に並んでいるドレスを見ながら選ぶので、色やラインも選びやすくイメージしやすい。
ドレスとの出会いもインスピレーションが大事。これだと感じたドレスは、着た瞬間に楽しくなるような気持ちになると石谷さんは言う。「着てみたい」と感じるドレスが見つかったら、何点かピックアップしてスタンバイ。いよいよ、気に入ったドレスの試着が始まる。

左:人気モデル 西山茉希プロデュースのカラードレス。雑誌などでも紹介されるモデルプロデュースのドレスは人気が高い。最近はフリルやリボンを使ったデザインが人気で、一時のシンプルラインから豪華傾向に戻ってきている。
花嫁の希望に合ったドレスを次々と紹介してくれる中、 選ばれたドレスが並び、いよいよ試着開始。

試着は驚くほどの速さ。数分程度でウェディングドレスに身を包むことになる。そして、さらにイメージしやすいようにウィッグやヘッド、アクセサリー類を手際よく付けていき、あっという間に花嫁姿へと変身していく。 その速さに、通常10着程度のドレスを試着するというのが納得できる。
試着を経て、ドレスが決まったら仮押え。さらに年に6回開催している新作発表会を見ていただき、他に気に入ったものがあれば、そこで変更もできる。 こうして挙式の2ヶ月前には決定する。衣裳のほかにブーケやヘアメイク、式場との打ち合わせなどが必要なので、最低でも2ヵ月前にはドレスを決定する。
プロのセンスでヘッド・アクセサリーなどが付けられ、本番さながらの花嫁姿に変わっていく。





ドレスが決まったら、次の来店で小物合わせが始まる。パンプスの高さやヘッド、ジュエリー、手袋の長さ、ベールの長さ、スカート部分に膨らみを出すためのパニエの大きさなど、ひとつひとつを決めていく。
そして挙式の1週間前にはサイズの最終調整に入り、最後の試着をして挙式を迎えるのだ。
どんどん要望を言っていただくと、アドバイスしやすいと石谷さんは言う。例えば、華奢なので肩を隠したいなど、カバーしたい部分なども伝えれば、数あるドレスの中から選び出してくれる。石谷さんたちスタイリストにどんどん相談し、自分の思いを伝えることが、理想のドレスと出会える近道だと感じる。
ここ最近、和装婚礼衣裳を着る人も増えてきている。特に、写真の前撮りでは和装を着る人が多い。
ウェディングワンで衣裳を選ぶカップルの約半数が前撮り撮影をする。縮景園などのロケーション撮影も人気が高い。
また、挙式当日はドレスだけだが、前撮りでは和装での撮影、当日とは違うドレスでの撮影するなど、多くのカップルが前撮りを楽しんでいる。
スタイリストとして、「お任せして良かった、あのドレスで良かった」とお客様から言っていただく時に、やはりこの仕事にやりがいや喜び感じると石谷さんは言う。 店内には、お礼の挨拶状がたくさん並び、ここで運命のドレスと出会った花嫁たちのスタイリストへの感謝の想いが伝わってくる。
石谷さんたちスタイリストの力を借りて、選び抜いたお気に入りのドレスに包まれて最良の日を迎えてほしい。そして、一生に一度の婚礼衣裳選びという幸せな時間を楽しみたい。
店内に並ぶ挨拶状。運命の婚礼衣裳に出会えた花嫁たちの晴れ姿が店内に溢れている。
スティーブン イヤリックのドレスは、実際に着たウェディングドレスを縮小したミニチュアドレスもオーダーできる。
取材協力 / ウェディングワン
住所:広島市中区胡町4-21朝日生命広島胡町ビル1F
電話:082-262-5111
営業時間:10:00~18:30(火曜日定休)