
ウェディングリング選びは、二人にとって思い入れが強い一方で、不慣れな宝石選びは不安なもの。高価な宝石を購入するのは初めてという人も多いだろう。二人の永遠の愛の証であるエンゲージ&マリッジリングだからこそ、満足できるものを選びたい。
広島市中区本通のてんぐでは、ジュエリーデザイナーが直接二人の希望を聞いた上で、プロのアドバイスと共に二人の思いを叶えるリングをデザインしてくれる。
お客様と制作現場との間に、多くの人が介入すると二人の気持ちが作り手に伝わり難くなる。一般的には、ジュエリーデザイナーとお客様が、接しながらデザインしていく宝石店は少ない。
てんぐのように、直接、デザイナーが新郎新婦とコミュニケーションをとることで、お客様の好みやイメージしているものを、より感じ取ることができるのだ。
エンゲージリングの場合は、まずは予算に合わせてルース(石)を決めるところから始まる。
ダイヤには「4C」と呼ばれる4つの基準がある。
「Cut(カット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティー)・Carat(大きさ)」 ※詳しくはコチラ >>
これら全てを最高ランクに持っていこうと思えば、当然高額になってしまう。
決められた予算の中で、どの部分を重視するかが大切なこととなる。
シンプルかつ存在感のあるデザインの
マリッジリング。
昔は、石の大きさよりも品質に重点をおき、Clarity(クラリティー)と呼ばれる目に見えない傷にまでもこだわる傾向が強かった。
しかし、「肉眼で見て美しい宝石」に重要なのは「Cut(カット)とColor(カラー)」から生まれる「輝き」なのだと橘高さんは言う。
目に見えない傷ばかりにこだわると、結果小さなダイヤになってしまう。それよりは、最高ランクではないけれど、充分高いといわれるランクのClarity(クラリティー)はキープしながら、その分、石の大きさに予算をまわす方が、より美しく存在感のあるエンゲージリングとなる。
ルース(石)選びの段階だけを考えても、プロに相談するだけで大きな差がでることを実感させられる。
「宝石というのは、お客様とお店の信頼関係の上に成り立っている商売」と望月社長は言う。高価なものだからこそ、宝石選び、さらにはアフターケアという点でも生涯相談できるお店との信頼関係が大切なのだ。

ルース(石)が決まれば、次はデザインに入る。
宝石の場合は、お客様も何もないところからではイメージや希望を出しにくい。完成しているオリジナルデザインリングや、持参された雑誌の写真などをベースに、お客様の好みを探り出していく。
デザインが決まったら、ルース(石)と制作した図面で確認を取り進める。
途中の段階で再度確認する場合もあるが、多くの場合はデザイナーである橘高さんが責任をもってお客様の意向に沿うように細部までチェックしながら、作り上げていく。
「出来上がった指輪を見た瞬間のお客様の笑顔や感動が支えとなってくれる。幸せのお手伝いができてよかったと思う。」二人にとってもデザイナーにとっても嬉しい瞬間だ。
リフォームのデザイン図面。
婚約指輪の石に、小さな石をプラスして、年齢にあ
わせたボリュームのある指輪に。
エンゲージリングは、一生大事にするものではあるが「歳を重ねても一生この指輪を・・・」と考えると理想のリングを作るのは難しいものだ。
石の大きさもデザインも、結婚する若い時期と歳を重ねた40代~50代では似合うものは当然違う。 これからの10年くらい使うことを目処に、自分に似合うものを選び、そして夫婦の歩みと共に結婚10周年・20周年等の記念として歳相応のデザインにリフォームして一生身につけて楽しんで欲しい。 若い二人が婚約した若い頃は小さな石だったが、何年か後にさらに豊かな家庭を築き上げ、指輪にも石をプラスしていくのも夫婦の歴史である。 また、洋服ほどの短いスパンでの大きな流行の移り変わりはないが、指輪にも、やはり流行の流れはある。 一昔前は、立て爪で背が高く爪が大きい婚約指輪が主流だったが、今は腰が低く爪の小さい普段も使いやすいデザインに移り変わっている。だからといって、せっかくの高価な婚約指輪を宝石箱の中で眠らせるのではなく、今の年齢や生活に合わせてリフォームすることで、いつまでも大切に楽しんで使うことができる。
てんぐのコンセプトは「日常使いの宝石」。
せっかくのご主人の高価な贈り物だから、多くの場面で身に付けられるエンゲージリングにして欲しい。
エンゲージリングが決まれば、次はそのデザインにあわせてマリッジリングを選んでいく。
女性の場合は、今後、婚約指輪以外のさまざまな宝石を身につける。
どんな指輪がきても、それを邪魔をしないデザインのマリッジリングがお勧めである。
てんぐにご来店されるお客様は、結納や式の日取りが決まってから指輪のご用意に来られる方が多いが、オーダーメイドの場合は、最低でも1ヶ月~2ヶ月前にはご来店された方が、お客様もじっくり吟味しながら満足いくデザインを見つけて、気に入ったものを作り上げていくことができる。
もちろん、何としてでも間に合わせなくてはという使命感を持って制作しているが、やはり手作りなので物理的に時間も必要だし、時間的に余裕があることで、職人もさらに良い仕事ができる。
永久の愛の証であるウェディングリングだから、信頼できる宝石店で、デザイナーに相談しながら世界でひとつのリングを作りたい。そして何回目かの夫婦の記念日に、エンゲージリングのリフォームの相談ができる日を目標に、豊かな家庭を築き上げていって欲しい。

取材協力 / 株式会社てんぐ
住所:〒730-0035
広島市中区本通6-11(本通電停前)
電話:082-248-4881
営業時間:10:30~19:00
定休日: 毎週水曜日
※店舗でデザイナーと相談できるのは金曜日のみ。事前にご連絡ください。