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中国新聞記事クリップ

2006/11/12 朝刊記事

著者に聞く
「必ず結婚できる45のルール」 にらさわあきこさん

もてる戦略 刺激的に

 「結婚にたどり着く以前に、『出会いがない』とか『好きな人がいない』『ずっと恋をしていない』という声が圧倒的に多い」。恋愛や結婚に年齢制限はないが、「つらいけれど、男性は女性に若さを求めるのが現実。ゆくゆくは結婚したいなら、早く動きだした方がいい、というメッセージ」を込めた。
  例えば「『もてない』と言わない」。出会いの場では自分を謙遜(けんそん)しがちだが、それでは本当の自分を分かってもらえない可能性がある。「不利益な情報は出さない方が男性に興味を持ってもらえる」という。
  一昨年秋から一年間かけて、未婚、既婚問わず五百人の男女を取材した。浮き上がったルールには「下着から女性らしくキレイにする」「ギャップはチラリズムで演出する」「女友達は思い切って捨てる」など、刺激的な言葉を並べる。
  例えば「『もてない』と言わない」。出会いの場では自分を謙遜(けんそん)しがちだが、それでは本当の自分を分かってもらえない可能性がある。「不利益な情報は出さない方が男性に興味を持ってもらえる」という。
  恋愛や結婚などをテーマに活動する中、同年代の女性と話をすると明るい話題が少ないのに気付いた。「これではいけない」と感じながら何もしない女性たち。そこに、「未婚、子なし、三十代」の女性を取り上げてベストセラーになった「負け犬の遠吠え」(酒井順子著)の影響を感じ取る。
  「あの本が出るまでは、みんなそれなりに危機感を持ち、不安を覚えていた。けれど『どうせ負け犬だから…』と、現状を受け入れ、安住する〝免罪符〟になってしまった」
  自らも30代独身。本書のために合コンに出向いて体験取材に挑んだ。そこで「もてる人ほど、男性に頼るのがうまい」と気付く。自分のことは自分で行い、気になる人がいてもひいきせず全員に愛想よくするといった、気配りできる女性が必ずしも男性の興味をひくとは限らなかった。「結婚や恋愛はもっと本能的な要素がある」。頭で考える恋愛と現実との違いを痛感した。
  ふつうの女性であれば、誰かとまめに会ったり、新しい人と会ったりしていれば、二カ月もするといい関係を築く男性ができるという。「まずは積極的に新たな出会いの機会をつくってみては」とアドバイスする。(伊藤一亘)

「必ず結婚できる45のルール」(マガジンハウス・1260円)

著者:にらさわあきこ
新潟県生まれ。早稲田大を卒業後、NHKディレクターを経てフリーライター。著書に「それでもきっと恋をする」など。