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2006/9/23 朝刊記事

独身男性の期待変化
専業主婦より働く妻でいて
厚労省調査 「結婚に利点」の男女増

 結婚・出産後も仕事を続けることを女性に期待する独身男性が急増、専業主婦になることを期待する人の約2倍に上ったことが22日、厚生労働省付属の国立社会保障・人口問題研究所が独身者を対象に実施した「出生動向基本調査」で分かった。
 「結婚には利点がある」と考える男女が増え、将来希望する子供数もやや上向く一方、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考え方に賛成する男女は過去最低に。同研究所は「単なる伝統的価値観への回帰ではなく、結婚や家族について、これまでと違う、新しい意識を持つ人が増えたのではないか」としている。
 調査は1982年から3~5年ごとに実施しており今回は6回目。昨年6月、18~34歳の未婚の男女約6,200人から回答を得た。
 男性が期待する女性の生き方で「結婚・出産後も仕事」は前回より9ポイント増の28%。最も多かったのは「いったん退職し、子育て後に再就職」の39%だが、前回より8ポイント減少した。八七年の調査で38%を占めていた「専業主婦」は13%にとどまった。
 女性自身が望む理想の生き方も、「家庭と仕事の両立」が前回より2ポイント増加し30%となる一方、「再就職」は4ポイント減少して33%。「専業主婦」は前回と同じ19%だった。
 「結婚に利点がある」と答えたのは、男性66%、女性74%で、前回より4~5ポイント増加。希望する子供の数は男性2・07人(前回2・05人)、女性2・10人(同2・03人)で、調査開始以来続いた減少傾向がストップ、数字がやや上向いた。