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2006/6/3 朝刊記事

結婚件数増は「明るい兆し」
出生率最低で猪口氏

 猪口邦子少子化担当相は2日、2005年の合計特殊出生率が1.25と過去最低を記録、少子化対策の成果が上がらないことを気にしてか、結婚件数が前年より増えていることを強調し、「明るい兆し」のアピールに躍起だ。
 ただ晩婚化の影響や子育ての経済負担などから、結婚しても子どもをつくらない夫婦も増えており、結婚件数の増加が出生率向上に直結するか疑問視する声もある。
 猪口氏が取り上げているのは厚生労働省の人口動態統計のデータ。2005年の結婚件数は約714,000件で4年連続で減少した。だが、昨年7月から増加傾向に転じ、今年1月の結婚件数(速報値)は前年同月より約5%、2月は約10%それぞれ増加。3月は約79,000件で約2%の増加となった。
 猪口氏は2日の閣僚懇談会で、出生率について「少子化がますます深刻な状況にある」と表明する一方、「昨年後半から結婚件数が上昇するなど、明るい兆しもうかがえる」と強調した。