HOME > 仲人のプロ・池田裕子さんのコラム
2回のお見合いを通して、ユウスケは少し変わった。
「どうにかなる」なんて、いい加減な考えで見合いに臨むと、ステキな人に出会っても取り返しがつかないことになるとか、早めに準備しておくと気分に余裕が生まれるということを思い知らされた。
何よりもコタえたのは、「ユウスケさんの気持ちを考え一生懸命しゃべって、疲れた」というあずさちゃんの言葉だった。
自分は、あずさちゃんの気持ちを考えようなんて思いもしなかったのに。
結婚相手は趣味の合う人がいいなーと思うけど、相手だって同じように考えているはずだ。
「ボクのこと分かってほしい」とユウスケが思うと同じように、相手も、自分のことを理解してくれる人かシビアに見ているに違いない・・
ユウスケは「自分が相手に見られている」ことに初めて気づいた。
「そうか、初対面でいきなり自分をさらけ出して話すのは問題だなあ」
だって相手がどんな人を期待しているか、まったく分からないのだから。
やっぱり、相手を知ることから始めなくちゃね。
でも、相手のことを知るというのは、過去を聞くことではない。
これも、ユウスケが学んだことだった。
大事なのは、これから二人でどのような生活をしたいと思っているのかを一緒に考えることなんだな。
がっかりしてばかりはいられない。人の気持ちを考えられる、いい男にならなくちゃ。
こうして、ユウスケは「カッコイイ男性」になるためのステップを登りはじめた。
池田 裕子さん プロフィール
夫の広い交際から、結婚の相談を持ち掛けられることが多くなり、一念発起。
(有)快適情報社を設立し、「心と心を結びたい」をキャッチフレーズに、真剣に結婚を望む人の出会いの場を創造している。
ベースは福山市だが、行動範囲は西日本全域に及ぶ。


